【ヘアドネーションは必要ない?!】ドネーション経験者の私が思うこと - 独身アラサー女子による人生逆転を目指す奮闘ブログ

こんにちは！

先日ネットをみていたら
ショッキングな見出しを発見してしまいました。

それが

ヘアドネーションという罪
「いいこと」がもたらす社会の歪みについて

というものです。

私も1度髪の毛を寄付したことがあったので
その見出しに大変衝撃を受けました。

今日は想いのうちを投稿したいと思います。

ヘアドネーションとは？
私のドネーション体験談
ヘアドネーションという罪

ヘアドネーションとは？

ヘアドネーションとは…

ヘア（髪の毛）とドネーション（寄付）
を合わせた言葉。
病気や事故等により髪を失った子どもたちのために、寄付された髪の毛でウィッグを作り無償で提供する活動。

私のドネーション体験談

私は2年半前、
おへそまで伸ばした髪の毛を寄付しました。

きっかけは
なんとなく髪の毛を伸ばしていたある時、
【ヘアドネーション】
というボランティア制度がある事を知りました。

「私の髪の毛が誰かの役に立てるんだ」

そう思ってからは
その誰かの為を想って髪を伸ばし続けました。

少しでも綺麗な状態の方が良いのかな？
と思い、
美容院では毎回トリートメントでサラサラに。

自宅では洗い流さないトリートメントを
毎日欠かさず付けて髪の毛のケアをしていました。

長い髪の毛は乾かすのに時間がかかるし、
からまるし。

おトイレする時も
おしりに付いちゃいそうでヒヤヒヤ( ；´Д｀)

とにかく大変でしたが
「ウィッグを希望する女子の98%が、ロングヘアを希望している」
という記事を見たことがあったので、

できる限り長い髪の毛を送ろうと
伸ばし続けていました。

おへそまで伸びた頃、
美容院で髪の毛を切り、自分で梱包し、
NPO法人Japan Hair Donation & Charityへ
郵送しました。

この時私は
「あぁ、初めて誰かの役に立てたんだなぁ」
そう思ったことを今でも覚えています。

ヘアドネーションという罪

誰かの役に立てたんだなと思っていた私は
今回ネット記事の見出しを見た時
ものすごくギョッとしました。

「え…？どういうこと…？？」

恐る恐る記事を見てみると
私が髪の毛を送った
NPO法人の代表ではありませんか。

以下コメントの抜粋です

「ヘアドネーションのために頑張って髪を伸ばしました」と誰かのためを想い、我慢して髪を伸ばす行為自体は美しいですし、感謝しかないです。でも、髪を切って落としたら、それは正直、ゴミなんです。

なのに、それが「いいこと」に変わる理由は、「ウィッグが手に入れば髪の毛がない人は喜ぶに違いない」という思い込みですよね。
https://laundrybox.jp/magazine/hair-iikoto/

ヘアドネーションすらできない人に対して、その行為自体が、無意識に彼らに「髪の毛があることは素晴らしい」というマウンティングのジャブを打ち続けている。
https://laundrybox.jp/magazine/hair-iikoto/

私たちが望んでいるのは、こんな活動が1日も早くなくなる社会です。発展的な解散が私たちの目標です。

今はやりがいも見出せていませんし、別にいいことしているだなんて最初から全く思っていません。正直続けていくことは、ただただしんどいです。
https://laundrybox.jp/magazine/hair-iikoto/

この3つは
過去にヘアドネーションをしたことがある方は
特にモヤッとしたコメントではないでしょうか。

『思いを込めて伸ばした髪の毛を【ゴミ】』

『ヘアドネーションは
髪の毛がない方へのマウンティング』

『ヘアドネーションのことを
【こんな活動】や【ただただしんどい】と』

そんな思いで活動されている方に
私は大切な髪の毛を託してしまったのだと
非常に悲しくなりました。

きっとこの方が世間に伝えたかったのは
「どんな姿でも生きやすい社会になってほしい」
という事なんだと思います。

それは本当にその通りだと思います。

ですがその一方でどんな社会であっても
「皆と同じようにありたい」
「髪の毛が欲しい」
と思われる方もいるんじゃないでしょうか。

その方達のために
あなたのされている活動はあるのではないでしょうか。

私は大いにいい事をしていると思って
いいと思います。

ヘアドネーションで心が救われた方がいるのも
事実なんですから。

自信を持って運営を続けて欲しいなと
心からそう思います。